千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

母の退院

きょう、母が5週間の入院生活を終え、退院することになった
2〜3日前に、父に聞いてそれを知った

「荷物が多いから、手伝いに行くよ」

母も父も、足が弱いので
2階までの階段を、荷物を持って上がれない
そのことを言うと

「宅急便に頼むから、大丈夫。あんたも、忙しいやろ?」って

両親は、私に負担が掛からないように気遣う

「退院の日くらい手伝うよ!」

病院に行くと、朝から
母は、せっせと化粧をしている

看護師さんが
「娘さんが、迎えに来てくれたのね。もう、帰ります?」
と、訊ねてくれたが

「そんなに、急いで帰らなくていいわ」と、母は答えた

どうやら母は、夜勤の先生、看護師さん
9時で入れ替わる、日勤の看護師さんたち
皆さんに、お礼を言って帰るつもりのようだ

人工大腿骨の手術後
リハビリで、泣きそうになっている母を
病院のスタッフの皆さんが、総出で助けて下さったと言う
お陰さまで、歩けるようになりました
感謝、感謝の想いでした

そして、病室の周りは車椅子のおじ様、お兄様たちの列

え? 

もしかして、母は彼たちの人気者?

「リハビリ室の同士や」だって!

母の病室の人たちに、挨拶をしている間に
おじ様たちは、スーッと居なくなった

ん? と思っていたら・・・

私は、ビックリしましたよ!
病院の玄関を出、駐車場まで来たら
4〜5台の、車椅子のお見送りの列

「元気でね〜!」
「あんたもね〜!」

温かい空気に見守られ
母も、父も、私も感謝でいっぱいになりました

どうも、ありがとうございました m(__)m