父が亡くなりました
昨年の10月末から体調を崩し
病院で治療を続けてきました
その間にも
何度危ない時期を迎えたことか
それでも
不死身の男は蘇ってきた
父の生命力の強さには
幾度となく驚かされた
最近は
あの弱っていた父が
母と大きな声で話す日もあり
認知症のほうも
まるで治ったかのように
記憶を辿ることを続けて
母と仲よしのお話を楽しんでいた
きのうは仕事の帰りに
私は父の洗濯物を病院に届けた
その時は気持ちよさそうに
すやすや寝ていたので
起こさずにそのまま帰った
夜中になって症状が急転
意識のレベルが低くなり
そして朝になり
呼吸が止まった
穏やかな表情でした
享年８６歳
よく頑張ったと思う
お通夜は明日の夜
告別式は明後日になりました
さて
今わたしは何をしているか
ひとり
事務所のなかで
絵を描いています
父が一番の
私の応援者です
二十歳の頃から
ずっとずっと
応援してくれていました
私がしなくてはならないことを
父は教えてくれます
今
一緒に
絵を描いています
