千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

『 思い 』 を届ける仕事

JALが
会社更生法を活用した経営再建に着手した

実質の倒産ということになる

ところで多くの人たちの関心は
その会社自体のことではなく
自分たちへの不利益があるか否か


今たまっているマイレージは?

周辺会社の取引はどうなる?

再建にはまた税金?

私たちが理解することは
JALは民間企業というよりは
この国の経営体質そのものだということである


一円でも安く
そして品質の良いモノ

不景気であるこの時代
そういった品物を扱い
また購入するのは当然のことだと思う

ところがそういう競争社会の中で
生き残っていくのは当然
資金力のある会社になってしまいます

ふるいにかけられながら
お金は大きな力のある企業に
どんどん集まっていきます

取り残されないために
企業はグローバル化を繰り返し
生き残っていこうとします

考えてもみてください

JALでさえ倒産なのです

この傾向がこれ以上進めば
私たちがお給料をもらっている
その他ほとんどの会社は
落ちこぼれていくことになるはずです


先日大手電気屋さんに行った時のこと

私は今の私に必要ないろんなモノを
買う気満々で出向いていた

しかしどこの電気屋さんも
値段の安さを競争中

そこで
一番経費のネックである人件費カット

フロアには店員さんは数人しかいなかった

私は今の私の状況から
私にとって必要なモノが何であり
それを使えばこうなりますよー

でもこういう商品もあり
その違いはこうですよー

そういったニーズを聞き出してもらい
提案が欲しかったのです

しかし人手不足で
私がそこにいる店員さんから
いろんな情報を聞き出すのは至難の業でした


病院もそうです

父の症状も一向に良くならない

ある程度よくなると
また熱が上がって
誤嚥か細菌性の肺炎を繰り返している

経営難からなのか
スタッフ不足で看護や介護状態が悪く
父の口腔内衛生も出来ていない

そのことが改善されたら
もしかしたら受けなくてもよい治療も
あったのかもしれない

先日主治医の先生にそのことをお話したら

もっともな意見として下さりながらも
スタッフ不足は病院のSPの判断と

先生も患者や家族と病院との狭間で辛い立場


私たちはどうしたらよいのでしょう


もし私の周辺で

ウチの店では少し高いですが
アナタにとって必要なものを提案できます!

そう言ってくれる電気屋さんがあれば
私はそこで買いたいと思います


商品に儲けを加えて販売するのは
当然の権利だからです

そこから利益をむしり取るような行為は

ぐるっと巡り巡って
自分の収入を減らしていくことに繋がります


相手の生活を支えるということ

それがこれからの
買い手の心がけに必要だと思います


販売する側も

その商品に
どのようなメッセージを託すか

それが大切だと思います


安さというのは
今の時代のたんなる流行

また商品やサービスを介せず
お金を儲けている人たちには解らない

社会や人の役に立つ

そこから得る喜び

今の時代
今の社会の中で

私たちひとりひとりが
ジグソーパズルの1ピースで

それぞれが
1ピースとしての役割があると思う

そんなふうに考える

思考をグローバル化して
自分の思いを自分なりの方法で

届ける仕事を


私はしていきたいと思います