千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

研究会


一昨日絵の研究会があった


支部会員同士での勉強会



一般・会友・準会員・会員が
それぞれの作品で気づいたことを言い合う


自分以外の人の意見を聞くのも参考になるが
気づいたことを自分の言葉で発することも勉強になる


そこで私が気になったことは


勉強を永年している者が
ともすれば陥りやすいのが整合性の檻です


カタチや色や質感などを
やはり『ジョーシキ』の中へまとめようとしてしまいます


絵の勉強をしたての頃は
いくら先輩たちから指導を受けても
なかなか思うように描けない


カタチがとれない
見えてる色が出ない
質感てなに?


それはそれで
見えるものをキャンバスに写すという意味で
目標ができ勉強は進む


しかし


それをある程度詰めていくと

その絵から遠のいていった『アルモノ』に気づくことだろう



テクニックだけではない『なにか』


それがいちばん大切な要素だと思いました



上手は下手の手本なり下手は上手の手本なり

世阿弥