26〜27日と上京していました
26日は絵の会本部の勉強会
製作途中の作品を本部先生方に見ていただきました
一人あたり3〜4分しか時間はありませんが
多くの参加者の作品を通し
いろんな角度からの勉強ができます
発想からテーマ
構図とバランス
色彩と筆タッチなど
短い時間の中にエッセンスが凝縮されていて
解釈解凍には経験の積み重ねが必要ですね
研究会はほぼ技巧と表現の勉強です
そして研究会後は
まったくもってありがたいことに
本部先生方とお食事をご一緒させていただきました
勉強会でただ聞いているだけの私でさえ
知恵熱で疲れているのにもかかわらず
本部で会のお世話をされている先生方が
支部の私たちをお客様としてご接待くださいます
十人掛けの席に詰め詰めで十六七人!
その宴で繰り広げられる楽しいひととき
もうなんかその場のエネルギーは
ピンクや黄色の美しいハーモニーでした
生ビールも美味しいですが
そういう場での日本酒の酌み交わしは
お酒に優しさが加わりエネルギーも戴けます♡
いつもご一緒して下さるお隣にお座りの先生
「こういう一見無駄に見えることが重要なのね」
私も御意です
楽しい宴後
私は宿泊ホテル近くの浅草を夜散策
一軒のお店に入り
もんじゃ焼きとビールを注文
一日を回想しながらひとりクールダウンしました
翌日はゆっくり起きて近くを散歩
そして目的の木馬館
『劇団美山』大衆演劇を楽しみました
座長 里美たかし 若座長 里美こうた
人気劇団の演目『坂田三吉物語』大入満席
やくざな遊び将棋指しの三吉が
一流の将棋指しに昇華していく模様を
笑いあり涙ありで演じる劇団員
演目内容も今の私へのメッセージがありました
大衆演劇というジャンルですが
芸の磨き方が一流を目指しているのが伝わり
皆さん素晴らしい表現力だと思いました
帰りにいただいたチラシには
12月には大阪新歌舞伎座公演もあるとか
本当に勢いのある劇団です
観に行きたいな〜♪
今回の上京の二日間で得たことは
芸の肥やしの大切さの再確認でした
画の中に漉き込むエッセンスを
自分の中に補充する必要性
他の人はわかりませんが
私は風情のある絵を描きたいのです
カタチだけの薄っぺらい絵ではなく
キャンバスの奥から見る人の情に訴える絵を描きたい
芸の肥やしは
一見無駄に思えるようなところに
実は在るんだと
今回しっかりと感じました