千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

何処へ


大広間の片隅で
知人Tさんたちがパソコンを前に
『もうじき終了なんだけど・・・』ってつぶやいている


なんだろうと覗くと
オークションになにか証書のようなものを出品していた


私が自分のスマホで確認すると


『え?株券??』


それも見当違いなカテゴリーに出品していて
まだ入札者は居ないもよう


それでいろいろ検索すると
それが本物であれば額面100万円相当なのに
ただ今スタート入札価格は


なんと1円!


しかも終了数秒前!



思わずあわてて入札した瞬間

『あなたが落札しました!』



そして目の前にいる出品者のTさんに

『私が落札したよ!』って言うと


『え? そうなの?』と株券を手渡してくれたので
私は一円玉をひとつ渡したのです


あまりにも普通のようすだったので
不思議に思った私がその価値を伝えると
残念そうに言いました


初めてのオークション出品だったこと
もっと高値落札されると期待していたこと


それで私は気の毒に思い

『食事おごりましょうか?』と尋ねると


返ってきた言葉が

『金額制限は無い?』だったので


私は速攻
『やっぱり止め!』と断りました


自分のバッグに株券を仕舞い
大事に抱え込みながら次に向かったのは


船着き場


Tさんたち数人と一緒に乗船したのは
木造の比較的大きな船で


私たちはその見晴らしの良い
フラットで木目のきれいな甲板の上


直接座り風を受けながら海へ出ました


空も海も真っ青です


潮風が気持ちいい〜と感じたとき


私たちの船の横に一隻の軍艦が追い付いてきました


そして


操舵室の横手についている大砲の筒が
ぐるんと一周まわります


それがこちらに当たりそうなくらい長い


しかし


その軍艦は敵の船ではなく
私たちを護衛しているように走行しています


私は手を振り
安心感でいっぱいになりました


そうしているうちに
軍艦は少しずつ後方においていかれ
私たちの船のスピードが増してきました


風を強く受けはじめ


それでも増々スピードが上がります


私たちは少し怖さを感じましたが
きちっと姿勢を正しお腹に力を入れ
あらためて気持ちを入れなおしました


いざ!


スピードはもう
この世のものとは思えません


おそらく光のような速さでしょう



私はまっすぐ向き
光線のように流れる周囲の景色を意識


どこへ向かっているのかを想像していました


そのうちに気が遠のくのを感じながら・・・




そこで目覚めました



ここはどこ?



今年の初夢でした



ああ、、疲れた。。。。。