安保法案(私見)
昨日15日
安保法案が衆院特別委で可決された
かなり強硬だったと思うし
国民への説明が十分だったとは思えない
私の周囲を見ても
法案を含む安倍政権への批判は大きい
『戦争反対』『安倍政権打倒』
若者たちも声を上げ続けている
しかしね
何だか違和感がある
私だって戦争はしたくないし
子供や孫たちを戦場にやりたくない
でも静かによく観察してみると
反対運動に命をかけている若者たちもどうなんだろう
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/life/post_93378/
中核派の存在などは
『革命の為には破壊も辞さない−倒すか倒されるか』なんて
その考えそのものが戦争ではないのでしょうか
私は9日から13日までサイゴンへ行きました
到着したその日に起きた事件がコレ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150710/k10010146871000.html
ベトナム漁船が中国船によって衝突され沈没しました
南シナ海のパラセル諸島付近では
ベトナムの漁船が多くの中国船により妨害を受けています
統治後に生まれたという若いガイドのお兄さんは
日本政府は中国に対し発言をするが
ベトナムは中国が怖くて何も言わないと悔しそう
『もし戦争が始ったら私は戦います』とはっきり
日本の尖閣問題もよく知っており現日本政府を支持していました
初日に会ったガイドのお兄さんも
2日目の女性のガイドさんも尖閣問題を自国と重ねて話していました
実際にこのように話し合いで分からない相手と
どのように付き合えばよいのでしょうか
韓国による対馬の盗難仏像の一件も理解し難い
http://www.sankei.com/world/news/150715/wor1507150022-n1.html
手続きの方法が支離滅裂
自己(自国)の物欲を満たすため実力行使してくる相手に
どう向き合えばよいか―ということ
アメリカと係わらないとすれば
日本だけでどのように対処すればよいのでしょう
戦争を自分からしたい人なんてほとんどいないでしょう
でも攻撃されたら守らないといけない場合もある
そう考えると
平和か?戦争か?などという
白か?黒か?みたいな質問に意味が無く思えてくる
苦手なお隣さんとつかず離れず付き合うのと同様
近づいたり離れたりどちらでもない対応が重要なんだと思う
宮崎駿氏が言うように
「軍事力で中国の膨張を止めようとすることは不可能
もっと違う方法を考えなくてはならない」のなら
その方法を考えるのが先決でしょう
私は今の日々の生活の中での心の平和を大切にしたい
『平和か?戦争か?』の闘いもしない
すべてのものごとには両方の側面があるのだから