本展への絵の出品作業日まであと一週間
本当に最後の息を絵に吹き込むときとなった
そんな折
ちょうど市立美術館において
興味深い展覧会が開催中であることに気づきました
『画家の詩、詩人の絵』
絵は詩のごとく、詩は絵のごとく
https://www.city.himeji.lg.jp/art/kikaku.html
『宮沢賢治』の絵も掲載されていたので行ってきました
『絵は黙せる詩』『詩は語る絵』
時に絵は詩のように語りかけ
詩は絵のような豊かな色と形をありありと示す
青木繁・村山槐多・長谷川利行などの詩と歌
宮沢賢治・富永太郎・立原道造などの絵も良かった
特に今回心に残った作家は『松本竣介』だ
この『郊外』と題された絵の色と構成にしばらく見とれてしまった
反面楽しみにしていた宮沢賢治の絵は複製だった
見終わった後チケット売り場の女性たちに
『チラシやHPに大々的に出しておいて複製だったのでがっかりした』と
私ははっきり言っておいた(これは詐欺ですよ)
スタッフの女性たちは賢治の絵ハガキまで販売しながら
レプリカであることを認知していなかった(どんなやねん!)
ま、、、でも収穫はあった
企画展『画家の詩 詩人の絵』に連動して
教育普及目的での展覧会だ
そこでの新たな出会いは『中村忠二』だ
『やっと会えたね』そんな気持ちになった
姫路の生まれだったのね
絵に一目惚れして
その端っこに詠まれている句にも惚れてしまった
俳句など下手ほどよろしと思う今日。七十四歳三月