2010-12-20 魂魄 魂魄(こんぱく)とは 人をかたちづくる二種類の“気”のこと 人のたましいは 魂(こん)という純粋な精神と 魄(はく)という自我の要求が混ざり合って成り立つ 『准南子』には 人の精神は天のものであり肉体は地のものである… 人は死ぬと精気は天の門に入り骸骨は地に帰る… 天の気を魂とし地の気を魄とする…とある ―人は天と地の間であり 束の間の夢を生きているのだろう―