千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

勉強会


構図を考え
とりあえずの地塗りをしたキャンバスを持ち
迎えた絵の勉強会


自分でもなんとなくしっくりこず
気になっていた部分が講師先生方の何点かのご指摘で 


また目先の灯りを点された


今回の作品は
先にタイトルが舞い降りてきているので
私はそれに向かって進めばいいだけなのです


展覧会用の絵ではなく自分の絵を描けるように


今回の勉強会では
また違った学びを受け取れたような気がしています


勉強会が思ったより早く終了したので
ホテルにチェックイン後
その周辺をゆっくり散歩しながら夕食店のアタリを付けていた



茅場町・蠣殻町・水天宮・人形町・・・・


グルメ情報でなく自分の足で歩いて感じる店


小さくても気に満ちた店


どんどん静かな方へ進み 箱崎町まできたとき
見つけた日本酒と牡蠣の店


カウンターに通されとりあえず喉を潤す


メニューも豊富にあったが
おすすめ味比べセットを注文


契約広島産牡蠣となんと地元兵庫の室津
生と焼きと蒸し2点ずつ


日本酒は食材の味を邪魔しない
栃木の五百万石米『大那』


繊細な女性的な牡蠣にガッツリした男性的な酒

コントラストが面白い

そんな風に感じたな


サクッと飲み食べサッと帰る(粋人気どり)

あとはゆっくりホテルの部屋で身体を休めた


そして何気にテレビを見てたら 市川海老蔵が、、


そういえばここ数年 歌舞伎にも行っていないな・・・


7月大歌舞伎が初日を迎えたと知ると行きたくなった


ネットで調べると歌舞伎座は満席だ


でも確か 幕見席なら当日券があるはず・・・



上京翌日は東銀座の歌舞伎座へ行ってきました



11時開演に対し
10時半からチケット販売
9時ごろ到着した私ですが 13番目入場


昼の部を通しで見ることにしました


オペラグラスを購入し字幕ガイドも借り
お弁当ももちろん準備して観る気まんまん


『柳影澤蛍火』は駒込六義園も舞台になり
男の出世の野望のなれのはては・・・・の物語


海老蔵さんもいろんな苦難を乗り越えつつ
深みのある大人の役者さんになられたなと思った


哀しくて美しい世界


舞台を通し
構図やリズムや色彩の感覚が刺激されます


『流星』は七夕の季節もの


ひとりで4役の雷を踊り分ける猿之助さんの芸が冴えます


最後に虚空へ上っていく宙乗りがダイナミックで盛り上がりました



帰りの新幹線の中
ひとりビールでお疲れ会をしながら



人生の機微諸々が味わいであり
描ける喜びを紡いでいくことが人生なんだな・・・と


なんだかわけのわからないようなことで頷いておりました


最近は描くより遊びの方が割合が多すぎるので
そろそろ真剣に描くことに専念していこう― と


相勤め申し候。。。