千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

国をデザインする

連日のように与党政権に対しての
支持率云々から始まり
鳩山政権に厳しい現実が突き付けられている

国民の要望も多岐にわたり
次の選挙へ向けての票集めを考えるあまり
八方美人になってしまっている

あちらを立てればこちらが立たず
こちらを立てればあちらが立たず


『いったいあんたは
 どないしたいっちゅうねん!』

と喝を入れたくもなる


考えてもみてください
今の国の経済状態を

JALに政府支援をするとかしないとか

支援しないと国内経済が大変なことになるとか


それより
私たちが理解しなければいけないことは


もうこの国は破たんしているのと同じ

税収以上の国債を発行するなんて
どういうことなのかってことは
家庭の主婦にはよく解っていることでしょう

もうお財布は空っぽで
どんどん借金を繰り返して生活をしている

支払いは知らないよ
きっと子供たちが払ってくれるんだろう

知ったことじゃない

―私たちはそんな意識状態―


今年の税収内で国を運営するとしたら
いったい今の生活はどんな風になるのだろう

もっとしっかり理解しなくちゃならない


効率化を提唱し実行してきた人たちも
大きくモノをとらえると

『効率的と信じていたものが
 実はとっても非効率なことだった』

それを認めるときが近づいているんだと思う

効率を第一にものごとを進めてきた結果
大変な量の資源の無駄が発生し
そのゴミの後始末に使うコストは計り知れない

一見非効率に見えるが
多くの人手でものごとを進めることが
資源を少なく使うことになり
実際は効率的なことだったりする


グローバリゼーションという価値観も

お金やモノしか考えて来なかった私たち

これからはもっと大きな意味で

意識を広げていきませんか


給付金や支援金にしても
本当に困っている人は別にして
お金をもらうということは
その時は嬉しいかもしれないが
その喜びは一時的なもの

人間が生き生きわくわくするときは

―自分が他人の役に立っているか―

そういうことが
リアリティに実感できるときだと思う


私がこれからの我が国に期待したいことは
お金をばらまくことではなく

他人の役に立つような仕事ができる仕組みを
いろんな角度から作っていって欲しいと思う


―新しい日本をデザインする―


人々の価値観が変化すれば
この国の人々はもっと幸せになるんだと


私は信じている