千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

いじめ問題


いじめ問題について私の考えを書く


その根源は
『平等のはき違え』のなかで増えてきたように思う


そして『想像力の欠如』だ


子供の頃から
自分と他人の違いを学んでこなかった


表面的な平等という覆いで
それぞれの身体や人格や環境の違いを
見ることができなかった


相手のことを想像する機会が少なかった


学校給食が始まってから
各家庭の食生活の違いが見えなくなった


徒競走等の競争する競技が運動会から外された


最近では義務教育ではない
高校が無料化となった


大人の考えから言えば
一律の環境下で子供を教育するほうが
不公平感が表に出ずやりやすいだろう


競争するのは学力だけだ

違いを確認できるのは偏差値のみだ

想像力が育てられていない


もし給食じゃなかったらどうなんだろう?


自宅から様々なお弁当を持ってくる

親が弁当を作れない人はコンビニで買う

学生食堂があればそこで食べる

昼食クーポンを支給される生徒も有り


それぞれの選択の違いを認め合う教育


ずっと以前では

高校へ進学するときは
家庭の経済を考え
自分の進路の選択をしたと思う

昼は働きながら夜間高校へ進んだ生徒

手に職をつけるため理容師の学校へ進んだ生徒

看護学校へ通い
卒業後は学費を出してもらった病院へ
数年お礼奉公する生徒もいた

そうやって生きていく力を得ていった


ところが

『見た目平等』の中で育ってきた人たちは

みんなと一緒の中では安心だけど
一人で何かを決めることができにくい

人と違うことに不安を感じやすい


いじめなども不安から起こるのだと思う


自分と他人との違いを認めあえる社会


その教育がとても重要だと考えています