今年の誕生日は
ひとり病院のベットの上で迎えました
先月初めまでは世のコロナに意識がいき
自分の身に起こる禍いなんて考えもしていなかった
今年はN展入選の嬉しい知らせもあったので
昇りきった頂上から崖に突き落とされた
そんな気分でした
入院後は
薬による副作用予防の薬を多種類身体に入れ
全身検査検査
呼吸器検査はもとより
心エコー
眼科
口腔外科
骨密度
胃カメラなど色々
毎日の血液検査
薬量の加減と変更等
薬の副作用で腹痛やふらつきや
血糖値も日増しに高くなり
治っていたパニック発作もぶり返したり
本当に大変
それが
昨日あたりから身体が慣れたのか
薬とのバランスがとれてきました
そうなると退院のタイミングです
主治医先生が言われました
退院の日は
外の世界での生活の覚悟を持つこと
自分で決めてくださいと
で
思い切って
明日退院することにしました
思い返せば
2001年の誕生日も
腎臓ガンの摘出で入院していました
あの起点があり
私の人生の色が変わりました
あれから20年が経ち
この度の質の違う病気との出会い
コロナも加わり
私の質も変わるような気がしています
自己免疫疾患
自分で自分を壊していました
それを生涯
薬で抑制することになります
いつか
私が私を放つときは来るでしょうか
今回気になりだしたのは
自分に必要なもの以外は手放していこう
ということ
来年はそんな歳になりそうな気がしています