2015-08-06 志 『これを描こう』というときはまだ入り口でそれはモチーフを模る程度の考えだ 『これでも描こうか』なんてのは愚の骨董そこに自らの想いの欠片も存在しない 『これを描きたい』になって初めてそこに自分の意志が見えてくる 自分のしたいことをまず究めよ したいことがないのに学ぶことは不可能だ 自分のしたいことがはっきりしないのになにを教わろうというのだ− そう思いながら私は求めてきた そうしてやっと 目の前の霧の先に光が少し見えてきた 険しい道だけど進む