千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

戦後70年安倍談話


意味が分かり難い等の不評もチラホラ・・

しかし

私は高評価している


お見事!とまで思える


注目する180度違う考えの多くの聴き手に対し

決定的な敵を作ることなくこの瞬間を乗り越えたのです


白か黒かはっきりさせたい人にとっては

なんともスッキリしない談話であった


どちらかに偏った表現であれば

その反対側の敵意を強めることになるのですから


聴いていて不完全燃焼の部分はあるものの

どちら側にも爆発させる隙をあたえなかったのだ


それが外交に必要な一番の要素だと思う


文句を言う人はどのようなことでも文句を言います


要は「あなたならどうしたか?」

その場合の反対側の感情はどうなるか?

もし反対側が緊張する要素を作ることとなれば
それは争いの入口であるということです


そういう意味でのバランスの良さを感じました



ちなみに

共同通信社が14・15両日に実施した全国電世論調査によると

戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を

「評価する」との回答は44.2% 「評価しない」は37.0%でした

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H1V_V10C15A8000000/