意味が分かり難い等の不評もチラホラ・・
しかし
私は高評価している
お見事!とまで思える
注目する180度違う考えの多くの聴き手に対し
決定的な敵を作ることなくこの瞬間を乗り越えたのです
白か黒かはっきりさせたい人にとっては
なんともスッキリしない談話であった
どちらかに偏った表現であれば
その反対側の敵意を強めることになるのですから
聴いていて不完全燃焼の部分はあるものの
どちら側にも爆発させる隙をあたえなかったのだ
それが外交に必要な一番の要素だと思う
文句を言う人はどのようなことでも文句を言います
要は「あなたならどうしたか?」
その場合の反対側の感情はどうなるか?
もし反対側が緊張する要素を作ることとなれば
それは争いの入口であるということです
そういう意味でのバランスの良さを感じました
ちなみに
共同通信社が14・15両日に実施した全国電話世論調査によると
戦後70年に当たって安倍晋三首相が発表した首相談話を
「評価する」との回答は44.2% 「評価しない」は37.0%でした