丸10年になりました
2001年の11月
あの日もきょうのように
普通に人間ドックに行った
全検査が終わりお医者様からの所見で
腎臓に腫瘍があるから
必ず検査に行くことを伝えられました
その時は実感が湧かなかったけど
総合病院での検査・入院・手術と進むと
後から少しずつ事の重大さが理解出来てきた
自分の病名は知っていても
それがどういうものなのか知識が無い
ネットや本で検索し続けた
自分とほぼ同じ進行度の5年生存率
いろんな情報で混乱したが
ほぼ70%前後だと思った
ただ10〜20年経っても再発の可能性がある
それはどのサイトでも書かれている
実際に担当医から言われた
『どこか痛くておかしいと思ったら直ぐ病院に来ること』
『どこかって例えば?』
『目とか骨とか足の指先とか・・』
そんなのわからんわ!!って心の中で叫んでいた
私が無我夢中で忙しく動き回る癖は
もしかしたらソレから逃げているのかも知れない
術後年に何度も七転八倒した腹痛も
ここ何年かでそれが
癒着による腸閉塞であることを知った
最近ではその痛みが来たら
自分でコントロールできるようになり
入院することも無くなった
定期検査も6年で卒業を決め
今は人間ドックのみとした
あれから10年が経ったんだ
記念の10年ということです