千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

米を食べよう!

最近の学生たちの中で
トイレで昼食をとる人が多くいることを知った

考えられないことだったが
事実らしい

食堂で一人で食事をすることが
友達もいない人と見られるのが嫌で
それならトイレでこっそり
パンなどを食べるのだとか

そんな風に
世の中を見まわしてみると
私には気になることが多々ある

今の世のおかしな現象の数々は
もしかして『食事のありかた』が原因?

それも特に
幼少時代の食事を通しての躾

家族団らんで食事をすること

そのなかで
食べものの大切さを学ぶ

日本のように豊かな生活ができるのは
世界の中ではホンの8%だけ

自給率の低い私たちの国
諸外国からたくさんの食品を輸入し
そしてまた
たくさんの食べものを廃棄している

まだ食べられるものも
賞味期限の日付のみを見て
子供たちの目の前でポイポイ捨てる

それでは食べものを捨てるのが
平気な人間形成がされるでしょう

世界中で餓死する人は
毎日毎日3万5000人

日本人が捨てている食べもので
皆が助かってしまうというのに



食事のスタイルも変化した

私が子どもだったころは 
家族全員揃って食事するのは
当たり前だった

お父さんが最後に座り
いただきます!で始まった

お父さんの晩酌の肴に
お刺身なんかが一品多くあったりして
それを子供たちは少し分けてもらったりした

そしてその日一日
あったことなんかをいろいろ話した


今はどうなんだろう

子供たちも塾などで忙しく
家族それぞれバラバラ
食べるメニューもバラバラ

好きなモノばかり食べる

そういうのが多いと思う

そういうことからでも
協調性がなくなり
好き勝手なことをするように育つのではないかな


そして最近の人たちは
ひとつの料理を食べて
それが終わったら次のメニューへと
そんな風に『ばっかり食べ』が多い

ハンバーガーやスパゲティー
ピザなんかの単品での食事が増えたから?



『ばっかり食べ』の理由を聞くと

味が混じらない方が良いと言う

私は不思議に思う

味は自分の口の中で作るんでしょう?


甘いもの
酸っぱいもの
辛いもの
しょっぱいもの

いろんなおかずを口に入れたら
ご飯を食べて
イイ塩梅に味を調える

昔からの日本の文化の『三角食べ』

『口腔調味』

それって

私は大事なことなんだと思う

幼児のころから
そういったバランスを
脳で感じとって学んでいるのだと思う

敏感で優れた味覚も覚える


もしかして
今の若い人たち

調味料の『サシスセソ』分かる?

スーパーの棚を見渡したら
いろんな種類の出来あいのソースが売られている

既存の調味料で料理の味付けが出来ないから?


肉じゃが用調味料
すき焼き用調味料
ステーキ用調味料
ありとあらゆる調味料

なんでやねん!

工夫できないから
標準の味を受け入れる


洗剤類もありとあらゆる用途別有り

受け身

自分で考えられないようになる


根本的にバランスがとれないから

人間関係も相手の気持ちが分からない

そんな原因もあるのではないか



だからです


調味されていないお米を食べよう!

『サシスセソ』で調理したオカズを添えてね

それを『三角食べ』しよう

家族や仲間たちと一緒に食べよう

ご飯が食べられることに感謝してね



みんな!


米を食べようね!



わかった?(笑)