千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

エコ

どうしようかなって思ったけど

やっぱり書こうと思う


今回のお題は『エコ』


巷にあふれてるワード


なんかね


初期のころは好意的に見てたけど

最近のモノは胡散臭いものが多い


深く考えずに流行で動いていると
とんでもない流れに巻き込まれてしまう


例をあげれば『エコキャップ運動

ペットボトルのキャップを800個あつめたら
途上国の子供たちの1人分のポリオワクチンに変わる

世界の子供たちにワクチンを届けよう!

という活動


周囲を見渡せば確かに
ペットボトルが転がっている

だけどそれを
800個集めましょう!という動きには

私は疑問が残ってしまう

なんでそれが『エコ』なんだ?


エコを推進したいのなら
ペットボトルを使わないという選択を
したらいいのでは?

それが難しいのであれば
生分解性のペットボトルへの転換活動を
したらいいのでは?


エコキャップ回収専用のスケルトンBOX
6000円〜8000円で販売されているよ

なんか『エコ』という活動に便乗した
営利活動も絡んできているのはなぜかな?

協会の人件費や維持費に
その集められたほとんどの基金は使われて
本当に子供たちのワクチンとなって
世界に届けられているのはどのくらい?


CO2削減が目的ならば
大きく的が外れているように思う


いっそのこと直接JCVやユニセフ
お金を寄付したほうがいいんじゃない?


タイトルも
エコキャップの回収ではなく

『ペットボトルのキャップの回収』

でいいんじゃない?


個人的な活動は
美しい気持ちからされているのだと思う

だけどその活動母体を考えると

『エコ』という言葉を使うことによって

本来エコでは無い動きを
カモフラージュしているような気がする

表面的に良いことをしている気分になり
その内部を見ないように

思考を停止する動きを助長している感じ


最近のCO2削減というキーワードの裏で

すごく不気味な動きを多々感じている




目先のみを見ることなく

思考をグローバル化することが

必要だと思っています