ほんの３年前までは
全然関心が無かった原子力発電のこと
目の前で反対運動が行われているとき
嫌な集団とさえ思っていた
しかし知ってみると
とてもシンプルに
『要らない』と感じている自分がいる
知れば知るほど
不思議なカラクリのオンパレード
誰がこれを推進しているのだろうか？
これを好んで推進したい人なんて
本当にいるのでしょうか？
いるとしたら
いったい誰なんでしょうか？
７日 いきなり
柏崎刈羽原発再開のニュースが流れた
新潟県泉田知事が再開を認めたと
急な再開に驚いていたら案の定
こういうことだった
知事には河村建夫官房長官をはじめ
様々な関係者からの圧力があった
県民の命を大切に思って慎重に対処していたのに
『原発に反対なら電気を使うな』と脅されたのです
http://www.asahi.com/national/update/0507/TKY200905070263.html?ref=goo
どうしてそんなに急ぐのだろう
安全は確保されていると国は見解
そして９日 試運転をしたのも束の間
早くも今朝
２件のトラブルが発生している
この事故による放射能漏れは無いというけど
放射能は事故でなくも絶えず漏れているのに
それをどうして隠すのだろう？
ところで
スウェーデンの電力会社では
私たちが使う電気の種類が選べるのだそうです
風力発電の電気でも
水力発電の電気でも
火力発電の電気でも
地熱発電などの自然エネルギーの電気でも
原子力発電の電気でも
一種類でも
何種類かのミックスでも
それが国策なんだそうです
それが日本では選べない
原発は嫌だと思っても選べない
その上
原発に反対するなら電気を使うなと
嫌がらせを受ける
どうして日本は
電気を選ぶことが出来ないのでしょうか？
プルサーマルはもっと分からない
今現在フランスから
ＭＯＸ燃料が海上運搬中ですが
約５０カ国に及ぶ南太平洋諸国から
国際的な批判をあびているのにも関わらず
我が国は強行突破で無視をし続けています
どうしてそんなに強気なのですか？
問題は山積
英国製の輸送船を使用していますが
船の設計にミスがあり
それはＭＯＸ燃料を運ぶまでの
国際基準に達していないと追及されています
ウランとプルトニウムを混合する
ＭＯＸ燃料の製造は
フランスのアレバ社が行っているが
その品質管理に問題があります
その製造行程中に
国も電力会社も誰も立ち会っていません
その内容はブラックボックス
いきなりぶっつけ本番で
プルサーマルに使用するつもりなのでしょうか？
エドウィン・ライマン博士は
（世界的安全保障 プログラム上級科学者）
『もしＭＯＸを佐賀で燃やすのなら
佐賀の県民はモルモットになる』と
おっしゃったそうです
アメリカのオバマ大統領は
プルサーマルも再処理も断念しました
お金がかかりすぎるのに危険だという判断でした
アメリカでは
まず本番の前にテストを義務付けています
それで出来なかったのです
日本では
なぜ出来るのでしょうか？
なぜ
ぶっつけ本番が許されているのでしょうか？
鎌仲監督にお聴きしたことも衝撃的でした
六か所の再処理工場は今
止まっているそうです
おそらくもう
稼働されないんじゃないかと思います
遠隔操作をしなければいけないほど
危険な建物の中で事故がありました
配管が詰まって
それをやはり遠隔操作で
棒を突っ込んでタンクを掻き回している時
天井を突き破りました
また別の管から中身が漏れて
警報機が鳴りました
１４回も
最初は誤報だという処理で
１４回目になって
やっと事の重大さに気づくお粗末さ
室内に１５０ℓ漏れ
回収されたのは２０ℓ
残りの１３０ℓは蒸発です
その建物の中の放射能の量は
広島原爆の約２．５倍だとか
監視するカメラも止まったそうです
いったいこの建物を
どうするつもりなんでしょうか？
もうひとつの謎は
再処理工場のホームページには
こういうことが何も載せられないということ
どうしてなんだろう？
あと何十年かしたら
国内の原発はほとんど
老朽化で使えなくなります
１００年の後には
今ある５５基全ての原発は動いていません
このスクラップは
どうするつもりなんでしょう？
１００年後の
未来の人たちが考えることだから
私たちは関係ないのでしょうか？
こうやって書きだしたら
次々と疑問があふれ出てきて
止まらなくなってきてしまいました
いったい
誰が責任を取るのでしょうか？
知事も圧力をかけられているし
おそらく電力会社の人も？
総理大臣は自分で決めれる？
そうなら私たち
一人ひとりが自分の頭で考え
判断するしかないのじゃないのかな？
そうするしかないのじゃないでしょうか
