千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

想い


仲間たちと日展を観てきた

それぞれの想いを持っての鑑賞会


私の課題は『伝え方』の勉強でした


気持ちに絵が届かない 

どうすれば届くのだろう


鑑賞会後の勉強会で
本部先生に制作途中の絵を見て頂きました


構図での問題点


中央下部の建物の位置を上げるーということ


それを先生から伝えられたとき


う、、、と正直なってしまいました


構図をひく段階で迷った箇所だったからです


私の描きたいモノから始まりました


『ツバメ去る』少し物悲しい見上げる空


天高い光の秋空を描いてみたいと思いました


そのために脇のお寺をシャープに傾け
地面を思い切って下げてみたのです


中央の建物は主張しない方がよいのでは?


そのような方向で進んでいました


やったことが無いので未知の世界です


それが


先生に指摘されたとき

う、、、となったとき


私の頭の中でいろんな想いがグチャグチャになり
整理するのに時間がかかっていました


先生のおっしゃる意味もなんとなくわかりました


建物の位置を上げるということは奥行きを作るということ

そうすることで庭の空間(空気の層)が大きくなる


では

そこから『ツバメ去る』イメージはどこへ繋ぐ?


頭の中でいろんなことが駆け巡っていたとき
仲間の一人が言った言葉


『とりあえずやってみたらいいのに』が
私の神経を逆なでしてしまった


それはMさんのいつものやり方で
『とりあえずやってみてダメだったら消すだけ』と


私とはアクセスが逆


その直前にも
『下図持ってくるなら言ってくれたらいいのに』と
ちょっと責められてたから余計に私の線が切れた


『毎回来てるでしょ』の
声に出さない私の想いが重なって
先生方の目前で噛みついてしまった、、、、反省


受け身で無くいたい私が抵抗します


今回の私の一番の問題は

きちんと描けていない絵を持って行ったことでした


きょう

キャンバスを枠に張りました


建物の位置を上げましたが僅かです


考えを整理品ながら
私のとりあえずは
自分の方向で進めてみます


先生方からのご助言は
温めながら進めてみます


翌日再度 日展作品の確認


そしてその後観た『新海誠展』での出会いの言葉

風景は、辛いとき苦しいとき、一番身近な救いになってくれると思う。
どうしようもなく気持ちが届かないときも、俯瞰で引いて見れば、
人は美しい風景に包まれていて、大きな世界とつながっている…