千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

シンクロニティ


もしかしたら人間は

自分の行く先が
過去においてわかっているのかも知れない


前もって

ポン ポン と置いている『印』が

後になって

『ああ、こういうことだったんだな』とわかる


無意識でやっている現在の行動が
時間が経って過去を振り返ると
とても重要な出来事だったりする


まるでそれは

天のチカラの働きを示しているようだ


先日

MAD展の搬出で山崎へ行った折のこと


撤収まで少し時間があったので
会館の隣の図書館へ入った


約1時間あったので
久しぶりに本と遊ぼうと思った


身体の力を抜き
図書館の本の背表紙を見ながら
とりあえず一周


次に目の神経を入れて
ゆっくりと気になる本を探した


そうして選んだのがコレ



その一冊を手に取り
ソファに座って読み進めた


ソニーで様々な商品を開発されて
かつて24時間戦える戦士だった天外伺朗氏著


おどろいた


私が神道に惹かれた意味も
私の言葉のままに書かれていた


一神教を信じる心は対立の心と
八百万の神を受け入れた私の過程


物質物理学の方向ではない物理


『想いのエネルギー』が現実に『カタチ』となる
量子学のことを考え続けていた



そして

人生観のこと


著者曰く


『人生観をがらりと変えて 病気を治そう』と考えるよりも
『すべての人は意識を成長・進化させるために生まれてきているのであり
 病気はそのための絶好の機会なのだ』という点を強調したい
 
 病気を治すことが目的なのではなく
 実存的変容こそが 人生最大の課題なのだ

 もちろん『病気が治ってよかったね』と言うのは当然だ

 だが一歩進んで 病気になったおかげでこんな気づきが得られたとか
 それまでの人生が一変したといった
 『病気になってよかったね』と言えるような
 病へのアプローチが必要でないか・・・・



ハッとした

『病気になってよかった・・』は前日の私の言葉


突然店に入って来られたお客様の
人生相談になんとなくなっていた


その中で私自身のガンの体験を話し

『でも病気になってよかったと思っている』と言った


『どうしてですか?』と訊かれて


ちょっと考え

『人生が楽しくなったから』と答えていた


お客様が帰られてから
自分自身でもなんであんなこと言ったのかな?と
しばらく考えていた


その後も

なんどもそのフレーズが心の中で繰り返されていた



そして

その翌日がこれだった



少しずつ進む私の人生


頼りない自分に

神様が『それでいいんだよ』って言って下さっているようで

ちょっと嬉しかった



アンテナをもっと磨こうと思った