千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

人体写生とスケッチ

上京して6泊7日


毎日酔いどれて
ふらふらしていただけかと言えば

そうでもない

決してない


生まれて初めての
油彩人体写生とスケッチは

私なりに良い経験となった


参加を決めた動機は
単に絵の基本を学びたいと思ったから


自分の画力は
自分自身が一番よく知っている


そこから目を逸らさず
自分をよく知りたいと思った


下手な自分を受け入れないと
前に進めないと思った


まず

月曜から金曜までの5日間

午前と午後

ふたりのモデルの毎日固定ポーズ


30号油彩を2枚仕上げる


実際の目でモデルを見て描く


お二人の講師先生が交代で
午前も午後もご指導くださる

毎日違った先生が来て下さる


土曜の午前中2時間半
小石川植物園でのスケッチ


暑い暑い中

会の重鎮先生御三方がご指導に来て下さった


そして最終日午後は全員への講評会


私は毎日
ヘロヘロになりながらも頑張った・・つもり


人体写生は絵の基本だと改めて思った



構図を決め

配色を考え

描いていく


身体のカタチ

内面の表現


タッチ

光と影

そりとむくり

柔らかさ

鋭さ

その他諸々


筆を持つ手を動かしながら
脳みそをフル回転させながら考えました


自分の持って行った絵具の色では表現できず

コスチュームの赤を求め
池袋の画材屋へ行きました

スケッチは水彩の用意をしてたのが
油彩スケッチと知り
キャンバスも買いに行きました

結局

画材補充は3回になりました

世界堂カード作ればよかった。。。



実際に体験して思ったことは


人物という被写体を通し

モノの見方を学んでいるということ


瞬時瞬時に変化するキャンバス


モデルのポーズの変化は無いが


自分が一筆加えるごとに変化する

キャンバス上

その周囲との関係性を読み取るチカラ


そのチカラをつけているのだと思った


すべてが構図の勉強


講習費と交通費ホテル代は
決して安い金額では無いが
お金以上の価値がありました


1週間のホテル住まいで
駒込も楽しもうと決めたから

いろんな発見があり
いろんな人と知り合った


とても有意義な1週間でした


価値は自分で見つけるもの


またお金を稼いで

ぜひ参加したいと思いました