絵を描く者にとって
作品を言葉で説明せずとも
その作品自体がおしゃべりに語ってくれるのが
理想
どのような見る側にも
泉のように湧くメッセージが伝われば
最高
そのような絵を描きたい
今回の展覧会をはじめ
美術館巡りで強く思った
本展のI先生の
『都市の景』から受け取ったメッセージは
仲間たちに対する応援歌だった
連立する数々のビルは
キュウキュウに頑張っている仲間たち
それを大きな手を広げ
グッと支えてくれるI先生の橋が頼もしかった
もしかしたら違うのかも知れないけど
これは今の私の解釈
見る目を養うため
描く力を育てるため
私は
もっともっと
深く広く
なりたい