今までながながと生きてきた
そのなかでチョロチョロと
絵を描いてきた
画歴は長いけど
描いたものは多くない
数も少なく完成度も低い
片手間なものばかりだった
だから平然とやってこれた
出品の前だけもがけばよかった
出来も不出来も言い訳できた
忙しい故と
どういう訳だか最近になって
チャレンジするものが出来
目の前のモノに向かって闘っていたら
どうも違うことに気が付いた
本当はそんな場面は見せたくない
苦労しているところは隠して
クールにかっこよく決めてみたい
あくせくしてボコボコになって
それでも決まらずヘロヘロになって
かっこ悪いったらない
でもそれを隠そうとは思わなくなった
というか
隠せなくなった
なぜなら
正面から見ている
自分を
ありのままの自分
向かうのは自分でした