千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

私の心が壊れた時から


ちょうど3年前だった


当時の日記

『わたしがわたしであるために』
http://d.hatena.ne.jp/baragoten/20090620


自分の体調の異常に気づいて
内科ではなく『心療内科』の門を初めてたたいた


あれから3年


今ではほとんど完治したと思う


元に戻ったというのではなく違うカタチの自分になった


それまでも前兆はあった


自分を奮い立たせ自身を覆う兜を着続けた


それにヒビが入りある日を境界に木端微塵に崩れ落ちた


その『ある日』とは


今になってはっきり言えるのは

それまで認めていなかった人の言い分を受け入れてしまった日


私で言えば

それまで私が貫いていた信念

『今の自分は今までの自分が作っている』と

一生懸命生き

そうして今の自分の立場を築いてきた


自信があった


その自分がステップアップするために

今までと違う環境に入り

自分の生き方とは全く違う人たちと会った


そこで起きた自分の価値観の変化


立場の弱い人たちの存在を認め

その言い分を認めたことで

私は私の言葉を失った


それが動悸や発汗や歩行困難などの体調に現れた


心療内科に通い薬を服用した


ちょうどそのとき職場の変化も大きく

苦しさが倍増


仲の良かった同期の二人も同時期

私と似た体調変化にあい仕事を辞めた


私はパニック障害であることをカミングアウトをした


周囲の人たちは仕事を辞めるように勧めてくれたが

私は仕事を辞めたくなかったから自分をさらけ出したのです


そして今までの自分とは違うやり方で社会を生きてきたと思う



自分の殻にヒビが入り壊れて崩れ落ちた


ナカミが丸見え


最初は戸惑ったが

そこからは新しい殻を作る作業に入った


まるで脱皮!(笑)



今言えることは

立場の弱い人ってなに?ってこと


もちろん身体上環境上などから

どうしても生きにくい状態の人は居る


しかし

立場の弱いふりをして人を操作するずるい人


そういう人もたくさんいることもはっきり分かった


ずるい人からは嫌われてもいいので離れることにした


自分を守れるように少しはなった


自分と同じ価値観の中だけで生きるのでなく

違いを認めて生きていく価値観に変化してきたと思う




以前の私より強くなったんじゃないかな


そう思うのです