一昨日のこと
姫路にあるS病院内にある
デーケアサービス棟へ行って来た
私が本業で担当しているUさんが
この病院内に入所している方たちに
ボランティアでメイクをしていることを聞き
私は見学をさせていただこうと思いました
Uさんはこのボランティアを
なんと7年も続けていると知り
私は驚いてしまいました
アシスタントのTさんも3年
一か月に2回
午後からの一時間半ほど
おばちゃんたちにはメイクやネイルを
おじちゃんたちにも
ハンドマッサージなどを提供している
私は最初見学のつもりでしたが
身体がマヒしている車椅子のおじちゃんが
毎回ハンドマッサージを楽しみにしているとかで
急遽私もお手伝いさせていただくことになりました
硬直している手をマッサージしながら
声が出ないおじちゃんの目を見ながら
『痛くない?』と聞きながら・・・
『気持ちいい?』って訊いたら
大きく頷いてくれる
やはり身障者のおばちゃんたちにも
ハンドマッサージをしてネイルを塗る
そしてメイクする
眉をカットして
薄くファンデーションをつけ
ちょっとアイシャドウでまぶたを明るく
明るい色の口紅を塗る
仕上げは温かい色のほほ紅で
『べっぴんさんになった〜!』
ハンドマッサージの間は
おばちゃんたちのいろんな話を聞いた
ほとんどが昔のこと
いっぱいいろんなことがあったのね
短い時間の中で
大したことはできないのに
おじちゃんやおばちゃんのお礼は
自分がした以上の言葉や気持ちで返って来た
反対にエネルギーをいっぱいもらった感じ
『また来てね〜!』
Uさんはその言葉で7年続けてこれましたと言う
そして他の病院からもリクエストが来ているらしい
それで私に相談が回って来たのです
私は今まで
仕事とプライベートの活動を分けて考えていましたが
自分から発信していることを
そろそろ統合できる頃に来たのだと感じています
Uさんを中心に
私が統括している地域でこの活動を広めていこう
そう決めました
新しい上司に提案するとやりなさいとの答え
表向き堂々と取り組めます
私も今
抜けるような清々しい気持ち
Uさん
Tさん
ありがとう
チームにあなたたちのような人がいて
誇りに思います