千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

クロネコヤマト

上映会に関係して
仲間の一人から依頼があった

今回の映画を作る前段階の
ビデオレターのDVDを貸して欲しい

上映会をしたいという知人がいて
その前に『ぶんぶん通信』を仲間たちで観たい

そういうこと

日曜日に仕事先で相手に手渡すので
土曜までに自宅へ送る約束をした

依頼を受けたのが金曜日

私はいつものように
急ぎの書類と同様
クロネコヤマトの速達メール便を使うことにした

普通便は80円
速達でも120円

安いです

手続きを済ませ忘れていたとき
仲間のMさんから連絡が入った

土曜の夜
8時になっても届きませんが・・

控えの伝票は事務所なので
日曜の朝になってから
クロネコの追跡システムで荷物の行方を追うと

本日中投函予定

あらら?

速達のはずなのに?

出荷伝票を再度確認したら

!?

普通便扱いで発送手続きが取られておりました

私の地域担当のIさんに

店長と二人で『速達でね!』って頼んだのに!

ハイッ!と元気よく受け取ってもらったけど
普通メール便を毎度使っているので
無意識での処理になってしまったのでしょうか

地域の集配所に電話をしても
あいにく本日は
Iさんはお休みだった

私は思わず
姫路全域の集配所に電話をして
ことの詳細を告げました

クロネコの担当者は

『集配した者に全責任があります』

そう答えるのみだったのに対し
私は

『それは分かっています』

『しかし本人はお休みです』

『それより会社全体の責任として捉えて
 送り先の人がいる場所まで走ってもらえませんか?』


ちょっと無茶なお願いをした

考えてみれば大変な作業です

多分その時間であれば
本来の発送先(播磨町)に向かって
地域のメール便担当の方が配達中です

それを
どこかで受け取って
それを仕事先の鶴林寺加古川市)の境内にいる
Mさんまで配達してくれというお願いです

組織として難しいのは重々承知していました

しかし
一度上の部署へ訊いてみてから返事をください
と私は言いました

『わかりました』

あとは担当者からの返事待ちです

それから3時間も経たないうちに
Mさんから届きましたの連絡がありました

さすがクロネコさんだと思いました

お礼の電話をかけました

担当者は
集配者に対し厳重な忠告をします
と言いました

私はそこで毎日の想いを伝えました

Iさんには本当に良くしてもらっていること

たったひとつの荷物にも
連絡を入れた際に
私の事務所を通り過ぎていても
また引き返してくれることも多いのです

担当地域を毎日
手押しの集配車で走り回っています
女性には過酷な仕事
疲れていたのだと思うのです

Iさんに負担がかかることは
返って避けたいと思いました

友人にこの話をすると
今の時代は当たり前だと言います

そして私の仕事の内容も
このクロネコさんの厳しさと通じています

もしこれが
郵便局だったらどうだったでしょう

郵便局の集配も
担当者が毎日手押し車で来てくれます

しかし
一件の集配に費やす時間が
圧倒的にクロネコさんの方が速やかです

最近になってこそ
郵便局もリーダーで読み取りをしていますが
最初は全部手書きで対応

今でも滞在時間は何倍も違います

クロネコは走り回っています



それで

120円です


昨日は
クロネコのIさん
きちんと謝罪に来て下さいました


さすがだと思いました