千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

成長のベクトル

最近になって
特に感じるようになったことを書こう

参議院選も近づいてきたが
なんとなく日本全体に元気がない

景気は一向に良くならないうえ
異常気象による天災や
普天間基地辺野古移設の難航
口蹄疫問題・・

何につけても補償が絡んでくる

のらりくらりの鳩山さん

八方美人になるがために
あとでそのツケがまわってくる

でもその解決策となったら・・・
だれが考えてもすぐには答えられないでしょう

包み隠さずに
余分なものを脱ぎ捨てて
ありのままの日本になったら良いのだと思う

日本人は
組織で動くのが得意な民族なんだと思う

なにか目標があれば
それに向かって勤勉に働く

戦後が一番の見せどころだった

アメリカに追いつけ追い越せで
日本の国の経済成長はすさまじかった

しかしその反面
それと同時にしてこなかったこと

『心の勉強』

人々の所得が増えるにつけ
外国のカタチがどんどん輸入された

昔ながらの日本人の気質

目立たない生き方
言いかえれば
リスクを取りたがらない

それと日本独特な母子の繋がり

そういうのをを無視して
子供部屋を与えたりした

子供はその中で
どのように成長してきたのだろう

根っこが育っていない人たちが増えた

私たちの国は
経済成長中心の政策しかされてこなかった

心のあり方を学んでこなかった

子供たちは偏差値中心で比べられる

誇りを持つ生き方を教える者がいない

社会はお金のある無しで人を比べる

お金を持っている人が
必ずしも自信のある人とは限らない

経済力は低いが
自分の生き方に誇りを持つ

そういう選択だってあるのに

今の日本ほど
心(脳)の病気が多い国はない

年間の自死者数を考えると
本当に病的だ

人々は不安なんだと思う

みんな同じでないと不安

1人だけおいてきぼりになるのが不安

お金を稼いで稼いで買い物をする

必要なものばかりでもない

不安なのだ

全員が高校へ行けるように
政府が負担するとかいうが

中学校を出て
お金が無いのなら無いなりに
勉強が嫌いなら嫌いなりに

自分は働く とか
私は旅をする とか

そんな選択をする

そういう自信


日本の国も人々も

経済成長のみに基準を置かず
自己を深める心のあり方

それが今の時代には

いちばん必要なことなんじゃないかと思う

水平な目でモノを見る

そういう関係を学ぶことが

大切なんじゃないかなと

私は思うのです