毎日のようにニュースで見る
大手企業の買収や統合
そして社員の雇用削減
我社もそうだ
ドンドン効率化を進める一方だ
解雇するリスクさえとらず
自主退社へ持ち込んで行く
入社時は
週報・経費報告などは郵送だった
それが今では
すべてパソコンで行われる
データー管理も
登録事務でさえもオンライン化した
ある期限を切って
そこからはスパッと切り替わってきた
パソコン教育などされない
ついて来れない社員は辞めることになる
大幅な雇用削減をする時には
ハイレベルな認定試験を実施したりする
そこで辞めさせたい社員を
徹底的にふるい落としていくのです
会社にとっては
コストがかかり生産性の低い社員は
要らないのです
私は今まで
そういう状況を目の当たりにしてきて
『平等』について考えるようになった
同じ仕事に就いて
同じ賃金を得ている人どうしなら
同じ仕事量をこなしていなければ
不平等なのでしょうか
平等という概念の違い
絶対的平等と相対的平等
例えば
自分と相手がいて
1個のパンしか無いとき
はたしてどうするか
きっちり半分ずつに分けて食べる
それが平等なのか
それは
二人に対し1個のパンという
数字しか見ていない
体格や年齢の違いも
空腹の度合いも考えていない
同じ量を分け合うのは
公平かもしれないが
平等とは言えないかも知れない
目には見えない
相手の状況を理解し
お互いのバランスで分け合う
自分の方が多くても少なくても
それはそれで
平等なんだと思う
また現在の問題として
男女雇用均等法があって
出産後の女性も早く社会復帰をと
保育園の充実が必要だとされている
それが平等だと思われている
私はこの度の病気になって
精神科・心療内科系の本を読むようになって
ずいぶん考えるようになったのは
やっぱり子供は
3歳までは母親の元で
しっかり甘えを満たした方が良いということ
その子供の一生の土台作りの問題です
働き続けたい女性にとっては
公平でないかも知れないが
差別では無いと思う
そういうことも知って
働く選択をするということは
大切なことだと思う
今夜は
いろんなことを
つれづれに考えてしまいました
目には見えない
人と人との
お互いの違いを理解する
そういうことが
今の時代
大切なことのような気がするのです