千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

営業という仕事

私は自分の人生において
結構長い間
営業という仕事に従事している

自分が直接モノを販売したり
販売する人を見つけ育てたり

そんなところから見えてくることがある

以前から肌で感じることは

『売るという行為は恥ずかしいこと』

そんな世間の風潮がある

昔の士農工商の名残りかな・・

そんな風に思うことがある

私は営業活動においては
相手へのメリットを伝え続ける行為として
プライドを腹の奥においているので
どんな状況になっても卑下することもない

それより思うのは

考えてほしいのは

あなたちの給料はどこから来るのか?ってこと

この私たちの国では
必ず誰かが何かを売ったそのお金
それがあなたの生活を支えているということ

私は事務職だから技術職だから

そう思っても
その会社の製品を売る人がいてお金を得て
そしてあなたのお給料になり生活ができる


それが今
大きくその構造が崩れてきている

全体的にモノが売れなくなっている

多くの会社は経営ができない状態に追い込まれ
多くの商店は廃業ということになってくる

しかし反面
一部の会社は大きな経営利益を出している

グローバル化されコスト削減に成功し
安価な価格で商品を提供できる会社

299円弁当が飛ぶように売れているらしい

ほんの半年前とも違い今現在
スーパーマーケットでは生産国を確かめ購入する
そんな客は減少し
最優先されるのは価格であるという

安ければ安いほど売れる

それだけ余裕が無くなっているということ

お金の余裕?

心の余裕?

この光景を目の前にして
私は近い将来のことを考えると・・・心配

タコが自分の足を食べているのと
同じ構図が見えてしまうからだ

日本の将来のことも考えるなら
今の自分の選択も見えてくる


モノを売るのと同じくらい

よく考えてモノを購入していこう