今朝の新聞で大きく見出しになっていた
モンスター・ペイシェント
理不尽な要求を病院側へ突きつける患者たち
医療従事者が対応に疲れ
医療崩壊の原因にもなっている
病院問題だけでない
学校も同じこと
自己中心な要求や権利を
教師や学校へ押し付けてくる
モンスター・ペアレントの急増
そしてその子供たちも
教室で席に着けず騒ぎ立てる
モンスター・チルドレンへと育つ
それが結果
日本各地で多発している
無差別殺人事件へと繋がると考えられる
反面そういう社会のなかで
自殺者を含む精神的に疲れた人たちの急増がある
両極へ分断される率が大きくなった
この社会現象はいったい誰のせいなのか？
・・と責任転換するつもりはない
そうしたところで何も始まらない
しかし原因を探ることは大切だ
国や世論は警察の介入を増やすとか言うが
もっと根本のところを見つめることが大切だと思う
私が考えるのに
極に偏るのは『甘え』だと思う
素直でない執着質の甘え
甘えが攻撃になる者と内に向く者の違いで
その依存的な体質は同じものだと思う
（但し精神疾患は一概に言えないが治療が必要です）
自分の権利や要求は主張するのに
相手の権利は認められない人たち
自分の言い分が
自己中心であることに気付かない
その原因を考えてみた
やはり人間関係によるものだと思う
かかわりならあると考えるだろうけど
社会としての関わり
何でも自分の思い通りになるという
母子関係のようなかかわりではなく
意見の対立も含む大人としてのかかわり
自分の言い分を相手に伝える努力をし
相手の言い分を理解しようと努めたりし
そういう違う意見のなかで揉まれてみて初めて
自分というものが見えてくる
自分の良いところも悪いところも判る
個を立てるということはそういうことだ
そしてそういう関係のなかに
自分を素直に出せ
相手をそのまま受け入れられる社会が生まれる
この国の間違いは
そうやってかつてはあった
温かな絆を持つ社会を経済成長の中で
根こそぎ分断してきたところだと思う
それでは今となって
私たちはどうしたら良いのだろう
それは自己選択というところにあると思う
いつも意識して何ごとも選択する
自分の頭で考える
そして
人とかかわり自分を知る
結局は
そういうことなんじゃないかと思う
ちなみに昨夜私は
何でも意見交換できる場所でお酒を飲みながら
言葉の発信受信を繰り返した
そしてきょう
この日記を書こうと思ったです
個を立てることの重要性を認識しました
