千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

自分

自分について書いてみる

きょう一番感じたことは
こんなに傲慢な人間はいない
ということ

何でも分かった風に思っていて
理解しているつもりになっている

この日記にしたって
本当に感じたことを描いているが
きれい事を並べている心理は
裏返せば劣等感の最たるものだ

心理学や催眠学を学び
そして鑑定師となったのも
なんにもない人は通らない道だと思う

優しかったけど個性的な両親
頑張って働くけどお金を残せない人

私は子供のころから
しっかりしようといつも頑張ってきた

高校生の頃は進学クラスにいて
学力テストで学年で一番の成績を残しても
家にはお金の余裕が無かったので
進学をしなかった

『しなかった』と書いたのは
出来ないということが悔しかったので
『しない』と自分で決めた

高卒で大阪へ出て
寮生活をしながら働いた

負けず嫌いな私は良い成績を出していたので
その会社のトップのチームで頑張っていた

上司に可愛がられていると
女性特有のねたみややっかみで
そのうち精神はボロボロ

睡眠薬とアルコールで
救急車で運ばれたのが二十歳前の冬

実家へ戻され

そして父の計らいで
もともと好きだった絵を始めた


仲間たちが良かった


精神的に安定している
真摯な考えを持つ温かい人たちの中で
私はいっぱい教わったと思う


ただこの事に気付いたのは
ごく最近だけど(笑)


相変わらず私は

『今の自分は今までの自分が作り出している』

そのポリシーで動き続けていた

『やればできる』

その通り
どんな状況でもその時々で
自分の出来ることをやり続けた

家を買い
車を買い
事務所も買い

順調に進んだ


その時は
『したくても出来ない人がいる』
そんなことは眼中になかった

『出来ない人は努力しない人』
そう思っていた


そんなとき
うつ病で我が家に引き取っていた
義母が死んだ

その一年後
自分が腎臓ガンになった

父も肺炎や院内感染で生きるか死ぬか

二ヵ月後に弟が死んだ

自分のことより
その他のことが自分の胸を貫く


しかし
社会的立場が出来かけていたので
私は自分に嘘をつき続けていた

ますます頑張った

人間関係も難しかった

苦手だった


今思えば
自分の正義の元に
刃をいろんな所へ向けていたと思う

一生懸命
繋がりを作ろうとして
裏切られた経験がある

何とかして結ぼうとしたけど
結ぶことが出来なかった繋がり

やっぱりおかしいと感じ
自分の方から手放した瞬間に

裏切られたのじゃなく
自分に見る目が無かったと思った

それが
この日記を書き出した頃

だからここに書かれていることは
全部が自分のリハビリの経過


読み返してみても


ほんとうにひどい


自己中心の塊り



これまでの日記で傷ついた人


ごめんなさい