山茶花梅雨の上がりかけ
バイパスを走る車窓には一帯の紅葉
山という緑の塊りから
金襴豪華な葉っぱの自己主張へ
雨上がりの午前の光の中
泣きたいくらいに鮮やかな彩りで
額の中心に
どんどん風景が入ってくる
印象的な一日だった
出会う人たち関わる人たち
ドラマチックな展開
何かがいつもと違う
夕陽も凄すぎた
景色が燃えるって表現は
こういう場面だ
東に向かう車のバックミラー
こんなに素晴らしい夕陽
もしかしたら初めてかも
今年ももうあとわずか
地球は私たちに
メッセージを送っているのかも知れない
精一杯の
実りと自然の美しさを添えて
私たちは
どんなに与えられているのだろう
希望・・・一語
きっと大丈夫だと感じた