千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

作品というもの

茂木大輔の生で聴く
のだめカンタービレ』の音楽会へ行って来た

ご存じ『のだめ』こと『野田恵』が主人公の
クラシック音楽界を題材にした
二ノ宮知子原作の漫画
のだめカンタービレ』で描写された曲の中から
各会場で選ばれたクラシックの名曲を演奏

今年で3年目を迎え
この夏も16都市18公演が予定され
会場によってプログラムがずいぶん違う

オーケストラのバックには
大きなスクリーンが設置され
『のだめ』や『千秋』が漫画やイラストで
楽曲解説も同時に味わうことができた

茂木さんの指揮と説明が楽しかった

夏休みとあって
のだめファンの小学生のお客さまの多いこと

今のオリンピックと一緒で
明日の『のだめ』を夢見ている?

西宮会場では『センチュリー交響楽団

そして今回のスペシャルは
なんといってもソリスト
『須藤梨菜さん』と『長尾春花さん』が
現役の音大生という『のだめ世代』

須藤さんのラヴェル『ピアノ協奏曲:ト短調

のだめの大好きな曲

ストーリーの中では滑稽なのに切ない曲

ヴァイオリンの長尾さんが演奏したのは
チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲:ニ短調

懐かしく美しく悲しく優しく
そして情熱的・・・

お二人とも
体操の内村航平選手と同じく
新鮮でみずみずしい

作品というもの

表現されるものに
講釈なんて必要ない

好きかそうでないかだけ

同じ楽曲であっても
演奏する人によって
指揮する人によって
解釈は全然違う

聴く人によっても
好みは全く違う

きょうの演奏会は

素敵だった・・・