千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

キューバ

きょうは大阪森ノ宮で開催された
『VIVA! CUBA×JAPAN FIESTA』へ行って来た

昼からのプログラムは盛り沢山

マイケル・ムーア監督の『SiCKOシッコ』は
アメリカの医療保険制度が
抱える問題に迫ったドキュメンタリー

キューバ農業ドキュメンタリーの
『Salud!ハバナ』では
都市の真ん中で自給率100%の
有機野菜作りを知る

次は来年の夏
福岡に保存してある
広島原爆の残り火を
キューバまで届けるという
『世界ともしびプロジェクト』の
主宰の吉田沙由里さんの講演

そしてキューバ大使館の方のお話

そしてその後は本日のメインゲスト

チェ・ゲバラの娘で
父と同じ医師となっている
『アレイダ・ゲバラさん』の講演

昼からの映画でも
知らないことだらけの中で
アレイダさんのお話は
私にとってショックだらけだった

独立戦争以来
不法にアメリカが入ってきて
キューバを占拠し続けて
経済封鎖を受け続けている事実

そんな中でも
キューバは他国への援助をし続けている

ベネゼエラには3万人以上の医者を派遣
その他の国々へも
たくさんの医療援助をしている

キューバの人々は平和を愛する民族だ

アメリカが表現する野蛮さは嘘だった

現実として
今の日本の学生や若者に
8月6日と聞いて何を連想するでしょう

キューバのほとんどの人たち
小さな子供たちまでが答えたのが

『広島に原爆が投下された日』

遠く離れた日本のことをよく知っている

アレイダさんは言っていた

『子供に富を残すより教育をキチンとすること』

経済が発展しているのに
不安がいっぱいで守る事に集中する国と

第三国でありながら基本的な生活が出来
医療費・教育費等が無料で
無農薬の食べ物で自給率100%の国

民主主義でありながら
国民の意見が反映されない国と

社会主義でありながら
国に対し国民の意見が届く国


民主主義・・・平和の権利


いったいどちらが
民主的なのかわからない


その後
コンパルサ(歌と踊り)

そして最後は
『平和の祈り』で終了した


『世界ともしびプロジェクト』

来年はその原爆の残り火を
キューバに運ぶという

あちらは国を挙げて歓迎してくれるだろう

ただ私が思ったのは
キューバはこの日本より
はるかに平和なのです

今の時点で
その活動は日本人として
恥ずかしさでいっぱいだ

日本人はそこまで考えていない
変わるのはこちらなのです

この日本で人々に
意識の変化が現れますように

そう願っています