千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

父と自動車

父親が運転している車が
ワゴン車と正面衝突したのが 
約一週間前

お陰さまで 相手側も本人も
ケガが無かったのが幸い
頑丈なワゴン車は少しの凹み
父の車はかなりの修理になる

実は父は昨年の12月にも
自損事故を起こしている
その時は
片側のドアの交換だった

父は現在80代半ば
もう約10年位前から
運転の方は頼りなかった

両膝が悪く
足の感覚も悪い
だから急発進急ブレーキ

負けん気も強く
スピードはかなり出します

ですから助手席の母親は
いつもハラハラドキドキで
叫んだり怒ったりしていました

最近になっては
時にひどくなり
赤信号で突っ込むことも度々で

一年に何回と自損事故で
修理工場のお世話になっていました

趣味の無い父は自宅に居ても
足が不自由なので寝てばかり

唯一の楽しみが
夫婦でのドライブ

母は嫌嫌ながらも
付き合っていました

昨年の父の誕生日近く
高齢者免許の更新の日

三時間の講習

父は受かったと
得意げに言っていました

免許がもらえているから
乗れる!
自分が運転に不適合だなんて
絶対に思っていません

今朝 自動車屋さんに聞いた話

3時間の講習を受け
6千いくらの講習料を払えば
殆どの人が合格するらしい

相次いで事故を起こしている父

車両保険もあと8カ月は出ません

それなのに父は修理工場に
催促の電話を入れ続けている

昨夜 母から
緊急に呼び出されました

車の運転を諦めることを
母が説得しようとするものだから
父は自傷行為をしたのです


説得しても
聞く耳は持っていません

気を付けて乗るから
もう一回だけ・・なんて言う
取り上げるなら死んでやると

これは脅迫です


でもこれで 私たちが
父に運転を許してしまったら
次には大きな事故がやってくるまで
それを止めることは出来ないでしょう

人身事故になれば
本人はいいけど
相手の方にどれだけ迷惑がかかるのか

私は実力行使します
父から車を取り上げます
ちょっと可哀そうだけど

最近 認知症の初期だと
診断を受けました
主治医の先生からも
走る凶器ですと言われました

ただそうなると
不便な場所に居る両親の足が困る

定期の通院
毎日のリハビリ通い
買い物

私の近くに呼ぶにも
引っ越しなんて
父は絶対にウンと言わない

現在だって介護の方に
入ってもらうのを拒んでいる

ああ 難問の山積みです

遣り甲斐 あります(笑)