千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

吉本有里さんのコンサート

先ほどまで、高砂市キリスト教
働く人の家で開催の

『吉本有里さんのコンサート』へ行っていました

最近、仲良くしてくださっっている
夢さんから戴いた、ご案内のチラシの裏側を見て

あぁ、行きたい・・と思ったのです

そこには、昨年の12月6日
有里さんのご自宅が全焼し、お連れあいの
下村誠さんが、お空の光になられたことが書かれてありました

有里さんも、両手にやけどをおわれました

今まで
誠さんが、ギターの伴奏や音響機材を担当されていたものを
きょうは、有里さんがひとりでされました

誠さんが、旅立たれたあと
火事で何もかも無くされたのに
誠さんのギターが戻ってきた

それは、火事の数日前
近所の学生に、ギターを貸していたからです

そのギターで
有里さんは、誠さん担当の部分を
時間があれば、練習を重ねてきました

きょうのコンサートの中でも
有里さんにとっては、難しい伴奏もありました
間違いも、多々ありました

しかし、その曲がなぜ
人々の心を打つのでしょう

やさしく激しい、声と音

有里さんは言いました

『上手く弾けなくてもいいと思っているんです』

『懸命さを伝えたい曲だから・・・』

『響けばいいんです』

その通りだと思いました
テクニック、では無いのです

きょうもまた
ひとつ大切なことを、学ぶことが出来ました

『生きているそれだけで素晴らしい』

有里さん、有難う御座いました


吉本有里HP
http://amanakuni.net/yuri/