千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

丸裸

予想通りだった
再確認した

国立新美術館での、私の絵

魅力無い


当然だ

姿勢がなっていない

付け焼刃

こちら(自宅)では
まとまっているつもりでも
あの大きな会場で見ると
自分の中身がすべて見えてしまう

因幡の白兎


年初めにお亡くなりになった
支部長先生の遺作の前で
ひとり、しばらくお話をしました

もう、来年からは会えない
先生の作品

最期を分かって、描かれた『古木』

自由で新鮮・・・


その絵が言う

『あんた、また、いつものことやな』

『早よ、(絵に)かからなあかんな』

優しい目が浮かぶ


帰りの新幹線の中
いつまで続く自分の言い訳

今年
宴会部?の相方
H先生は、絵を出品されていない
緑内障と眼底出血で描くことができない
出品したくても出せないのだ

そのとき

『私は、絵を描けることに感謝していない!』

そう思った瞬間から
涙が止まらなくなってきた

恥ずかしい自分をさらけ出したまま
いつまで言い訳をするの

忙しさで優先順位が最下位
私の絵に対する現状

それでも自分の奥底に流れる水脈


私が、私であること

絵を描く自分も大切にしたいと思った


『 明日、新しいキャンバスを張る!』