千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

絵を描くこと 

私にとって、絵を描くことはとても重要な事でした。
毎年4月上旬には、
上野の東京都立美術館の公募展に出品し続けています。

しかし、今年は出品しないことに決めました。

2〜3年前より、感じていたのですが
今年、はっきり分かったことがあります。
 
今まで、ずーっと私にとって重要だと思っていた
「絵を描くこと」が、今の私にとっては
「負担」「ストレスの原因」になっているということです。
 
去年、忙しさの中で苦しみながら何とか搬入までこぎつけた後、
例年の肌のアレルギーが、スーッとひいたのを覚えていました。
年齢を重ね、社会との関係が深まり、
年々忙しくなっていく中で
「絵を描くこと」を楽しめなくなって来ていました。
私にとっての「自己を表現する方法」が他に出来て
そちらでのエネルギー消費が多くなったのです。
 
それでも、今からでも急いで仕上げれば何とか成るのですが、
何とか仕上げるのがイヤになったのです。
 
「描きたい気持ちを持って、描きたい!」
 
日々、そういう想いが強まり、今年は出さないことに決めました。
長い人生、そういう時もある・・・
そう決めたとたん、肌の状態がどんどん良くなってきました。
 
描きたくなってから、描くことにしましょう・・・