12月に入りすぐのころ
毎日のようにテレビでみる近隣国の腐敗政治や
いろんな暗いニュースで灰色がかっていた景色
息苦しくてしかたなかった
周囲を見回しても沈んだ空気感で
あちこちで衝突を起こす人々の尖った氣質で満ちていた
そのとき傍にいた誰かが
『あっ!』と空を指差した
空を見上げる
と
曇った空に大きな影が忍び寄った
空の左上半分が隠れるくらいの巨大な物体
目を見開いて観ていると
その影の中に明るい山?川?海?が見えてきて
それがだんがん大きくなってきて
そのうちビルなどの建物もさかさまになって
私の頭上に迫ってきた
『 きゃー――っ!!!』
気がついた私が居たのは
以前と同じ場所・・・?
しかしなんだか様子が違います
目に入ってくる風景の色彩が
今までの何百倍?も鮮やかで空気も温かです
目の前に居る人が私に言いました
『あなたの住む星と私の住む星がぶつかりました
私たちの星の人は全員無事でしたが
あなたの星の人たちが大勢亡くなりました
私たちは被災されたあなた方を迎え入れます
住宅も用意しますが完成するまでは
どうぞ私の家でお過ごしくださいませ』
住み心地の良い住居と美味しいお料理
新しい星での生活はまばゆいほどの美しい世界です
しあわせな気分につつまれ・・・・
と
そこで
アラームの音で現実に目覚めました
(いつものように・・笑)