千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

思い入れ


徳島に一泊して帰宅


そしてその翌日は
朝一の新幹線にて東京入り


絵の勉強会に出席するためだ


今描きかけの自分の絵をくるくる巻いて
いつもの研究所へ入ったのが9時半頃


それから夜の7時過ぎまでずっと
参加者持参の絵への
先生方の講評を聞き続けていた


一人あたりの持ち時間は3分

その中で自分の進む道を受け取っていく


たった3分!

しかしその3分の中身は大変濃い


山門を真正面から捉えた
今年の私の絵の狙い

それを先生方がピシッと言って下さった


扉の向こう側とこちら側


向こうの温かな風景に対してこちらの日陰の風景


暖色と寒色


同じ狙いを指摘されたのが嬉しかった



色の表現


こちら側からあちら側への憧れ


希望・願い・想い



のびのびと勢いよくしっかり描け植物と

私がそうであるように励まして下さったI先生


ちょっとした間合いのお話しで
タイトルのことも聞かれた


一昨年前から

『秋思』『爽籟』『夢のツヅキ』と変化


今年も画題を考えていた


五感に響くものを付けたい


昨年の『爽籟』を考えたあと
日展の現場で同じ会の若い作家さんの絵を見つけ

そのタイトルが『蝉時雨』と知り
やられた思った

寺院の境内の風景

夏の午後のジリジリ照りつける日差しのなか
ジージージ鳴くセミ

わずかでも葉っぱを揺らす風が涼しい


若いけど流石だなと感心した


今までの私の画題は独りよがりでしたね


もっと見る側のイメージを膨らます画題が良い


ま、、、


それも何回か失敗を重ねて
自分のモノとなるのだろうと思う


いづれにしても

一足飛びにはいかない


日々勉強しています


失敗をバネにしてね!(笑)