6か月ぶりに
東京にいる娘の部屋に泊まった
人形町にある広告代理店に勤めて
はや半年になる
大学に行くため
京都で一人暮らししたときは
体調を崩し
たった1年で部屋を引き揚げてしまったから
母はちょっと心配
絵の研究会を口実に
夜遅くなるから泊めて〜って
実は様子を見てやろうと目論んだ
研究会終了後
夜8時前に携帯メールを送るが
娘当人も友人たちとストレス発散中
フットサルだって
・・・若い!
9時前になって
やっと遅い夕食をとった
人形町界隈は日曜日定休が多いのね
目当ての店はお休みで残念
まあその辺の
活きの良い居酒屋さんになりました
なんでも奢るよ
娘よ 食べれ〜♪
母娘ふたり飲みながら
最近の話をしましたわ
仕事も頑張っている感じで
娘の制作した広告物が
世間一般にも多く出回っているらしく
母はとりあえず嬉しい
きのうは
二人とも充実したお疲れモード
早めに切り上げ
そのまま
マンションに帰ろうとしたが
確か以前
ネット検索したらこのあたりに
銭湯あったよねって
行きました
建物を一目見たとき
娘は一歩引いていましたが
母の言う『私好み!』に引きづられ中に・・・
女湯の暖簾をくぐると
そこはレトロ〜〜〜!
神田川の世界
番台のお母さんを見て
娘は目を丸くしていた(笑)
450円
タオルと石鹸も買う
中を見渡して息をのんだ
すべて完璧に昭和20代の代物
(生まれていないのになんで知る?)
天井で回る大きな扇風機も
籐で編んだ脱衣籠も
オカマのドライヤーも
旧式のマッサージ機も
ケロリンの黄色い洗面器も
緑色の華奢な洗い場の椅子も
水と熱湯と出る別々の蛇口も
そしてお決まりの富士山の壁絵!
すてき〜♪♪
湯船に入ろうとした娘は
足を入れるなり飛び上がってるので
なに? と思い見ると
『お湯の温度は44度に設定しています』
だって!
周囲のお姉さま方たちは涼しい顔
さすが江戸っ子だね―
水で埋めることも出来ず
(これがタイトルだ)
娘は悪戦苦闘の後入湯
私はタイプの温度?
湯船に浸かりながらふたり
今後の夢なんて語り合ったのでした
頑張れよ〜!って私が言ったら
お前も頑張れ。。。と
ひとこと言われてしまい
はぁ とため息したのでした