千姫のひとりごと

千姫の日々の気づきや想いを「ひとりごと」として綴っています。目に留めて頂ければ、これも何かのご縁・・・

極と極の狭間で

乳がんフォーラムに参加して
また再度
生について考えることになる

サバイバーを中心に
その家族や友人たちが280人

姫路の地に集結した

九州がんセンターの大野先生の講演
それに続き
地域で活躍されている専門医の各先生方が
パネリストになって参加者からの質問に回答する

同じ質問に対しても
先生によって所見が違う場合があった

まるで『行列のできる・・』みたい

ここまで診断内容がオープンにできるのだと
先生方の勇気に驚きとともに敬意を感じた

参加者は『生』を賭けてここに来ている

その気迫もすごかった


最近いろんなことを考える


人っていったいなんだろう?


『魂魄(こんぱく)』

魂は精神を支える気
魄は肉体を支える気

魂は陽に属して天に帰し
魄は陰に属して地に帰す


そうなれば
極と極の間が現実なのか?

生きるということなのか?


社会の中でのいろんな理想

賛成と反対

そんな極と極の
その間のグレーな部分

言い換えれば『中庸』

それが大事だということなのか


人と人の関係もそうか

あなたと私

個体としては
そこにあなたがいて
ここに私がいる

だけど大切なのは

その中間の空間

二人の関係の間に
本当のワタシがいる

言葉もそう

あなたが発する言葉に
わたしが答える言葉

あなたがそう言ったから
わたしがこう答えた

―その関係のなかで生まれたモノ―

それが重要




2001年末

私も腎臓ガンになって

それが今になってやっと
少しクリアに見えかけてきた感じ


生と死の狭間にあるもの


現実という夢

夢という現実




永い間
飲酒癖があって

ここ一年ほど
心療院にかかるため
断酒

最近は
すっきり抜けたのか
精神の調子がよい


今まで飲んだことのなかった

赤ワインにはまっています(笑)



イイ感じ。。。