ROOTS
法事で淡路島に行ったついでに
是非立ち寄ってみたい所があった
母の実家は今も残るが
父の生家の場所を確かめておきたかった
私の姓の元になった
神社も見てみたかった
私は子供の頃から
何度も淡路には来ているが
父が生まれた場所は知らずにきた
母も同じく知らなかった
今回は両親と3人で来たので
この機会に行ってみよう
父は7歳のとき母親を
二十歳のときには父親を亡くしている
生まれた家と育った家は
近所だが違うらしい
よく通った道に宮跡があるのだが
そこではなくて
その丁度裏にある神社
父の生家跡はそのお隣付近
有名な宮跡は『野辺の宮跡』といい
第四十七代淳仁天皇が幽閉されていた
悲しい歴史のあるところと父が言う
『ところで肝心の神社の名前は?』と聞くと
『それは知らんわ・・』
野辺の宮の西南
細い道を入るので
あまり人目に触れる場所ではなかった
ところが到着してびっくり!
素晴らしい気を感じる神社でした
あまりの心地よさに
両親と一緒で無かったら
きっとずっと居ていたいと思っただろう
疲れて車中で待っている両親
何枚か写真を撮り後で調べよう
そしてまた来ようと社を後にした
そしてその日のうちに
パソコンで調べて再び驚くことに
地図から神社の名前を調べて
検索をかけると・・・
http://www.genbu.net/data/awaji/soujya_title.htm
http://www.st.rim.or.jp/~komatsu/awaji.html
『十一明神神社』
淡路国の総社であることがわかりました
淡路島はオノコロ伝説の残る地
なんだかすごい
そして今私が居る地
播磨国総社の近くで
何となく
もの思いにふけってしまったのでした