ずっと解らなかった
何につけても
私の反対を真実と言い続ける人
茶筒と例えれば
上から見て丸と理解する人と
横から見て四角と理解する人
どちらも正解
見る方向を変えなければ
相手の見ているものが見えない
お互いが
相手の方向から見たり
斜めから見たりしないと
その茶筒としての
正しい形は見えてこない
どちらもが
自分が正しいと思っていた
足りないのは
コミュニケーションだった
その見かたが解らなかった
相手に
解らそうとしている間は
解らなかった
自分から
解らないと言ったら
相手が自慢げに答えてきた
『正解はこれだ』と
そんなはずはないと思いながら
見る方向を少しずらしたら
そのものが見えてきた
その事実を見て解ったことを
どうやって相手に伝えよう
その頑なな人に
どうやってこちらを解ってもらおう
どちらも正しいことを伝えたい
こちらを見ようとしない相手に伝えたい
私から離れかけた人に
何度も何度も繰り返された
メールのやり取り
最後は
素直に言うしかなかった
私たちは似た者同士
『自分の方が正しいと思った者同士』
そこまで言ったら
今までと違う感情が湧いてきて
相手が愛おしくなってきた
『お互いの違いを認めませんか』
その思いで伝え続けたら
：
：
：
不思議な奇跡が目の前に
きらめくように
大好きな人になって
戻ってきて来てくれた！
ありがとう
ありがとう
ありがとう
こんな感動は
そう滅多にあることじゃない
今
しみじみ
味わっています・・・
