私が所属している絵画団体
昨年度
会員に昇格していただいたので
今年から100号の絵を出品できた
80号と100号では
かなりの大きさの違いが感じられ
絵から受ける迫力も異なるだろう
もちろん私は
昨年から100号を描き始めた
きのうの搬入作業日のこと
つい一週間前になって
作業会場まで
どうやって絵を搬送しようか
迷った
自宅の車も絵の搬送のため
ボルボやトゥーランを乗り継いできたが
それも80号までしか載らない
貨物用が欲しいけど
自家用車にはむかず
年に数回のためにはもったいない
レンタカーを借りようと思った
そうしたら
店長が気を利かせてくれ
知人から軽トラックを借りてくれた
ラッキー!
好天にも恵まれ
慣れない車だけど何でも運転します
建築業者さんの
ヘルメットが積まれた軽トラックで
昨日はぶいぶい行ってきました
その帰りに思ったこと
『枠』について
自分の車に載る範囲で絵を描くとすれば
80号までしか制作できない
実際にそういう人も多い
私にはその枠は無かった
しかし
また別の枠は持っている
キャンバスのサイズだ
キャンバスに大きさの号数があるように
縦横の比率の号数もある
F・P・M・・・など
私は今年
F100で制作した
その大きさのキャンバスに
絵を入れたのです
何年か前
会長先生のお話を聞いて
納得したことがなる
会長先生は
まずモチーフを決めたら
そのモチーフに最適な大きさ・比率を計算
そしてそれに合わせてキャンバスを別注される
もちろん額も別注です
絵の具の配合も
その描き手に合わせて別注している話も
どこかでよく聞いている
経済的な理由からと
私は考えたことも無かったが
真剣に芸術に取り組めば
お金の問題ではないのだと思う
そういうことも出来る
ひとつ
いつでも枠を外せる自分でいたい
小さな事にでも
自分が何かに囚われていないか
客観視できるようにしていたい